高速道路が苦手……。運転のコツや注意点を押さえておこう!
初心者ドライバーの最初のハードルとなる高速道路。高速道路を活用できればストレスなく遠方へ行くことができますが、100km近いスピードで走るのは最初は少し怖いですよね。
今回は高速道路に苦手意識を持っている人に向けて、押さえておきたいチェックポイントを5つご紹介します。出発前にしっかり確認しておきましょう。
目次
コツその1——料金所は早めに準備
最初の難所が料金所の通過。上手に通過するためにはどのゲートにするかを早めに決めて、後から変更しないことがポイントです。「あっちの方が早く進めそう」という時も、無理はせずに決めた場所に並びましょう。
現金やクレジットで支払う場合は、「一般」のレーンに。ETCならば時速20km以下まで減速してETCレーンを通過しましょう。
コツその2——本線の進入路でスピードをしっかり上げる
80~100キロのスピードで車が走っている本線に、中途半端に遅い速度で合流するのは、逆にとても危険です。料金所の先で前の車との車間距離をしっかりあけておき、加速レーンで本線の速度までしっかり上げて合流していきましょう。
コツその3——早めのウィンカー
本線への合流や車線変更の際は、ウインカーを早めに出して他の車にしっかり意思表示をすることが大切。他の車はウインカーを認識しなければ、あなたが入ってこないものと考えて、スピードを調節してくれません。
コツその4——車間距離を十分とる
高速道路での車間距離はあけすぎぐらいで丁度いいもの。80kmのスピードで走っていたら止まるまでに80m必要で、雨の日はその2倍と言われます。渋滞している時や急いでいる時は、つい詰めがちになってしまいますので、注意が必要です。
前の車がある地点を通過してから、ゆっくり2秒数えて、自分の車が同じ地点を通過していれば問題なしと言われます。初心者の場合はさらにもう少し余裕を見て、3~4秒あけておきましょう。
コツその5——SAやPAで休憩を
運転は思っているよりも神経を使いますので、気づかないうちに疲れがかなりたまってしまっているものです。サービスエリアやパーキングエリアがあったら、しっかり活用して疲れを取りましょう。人間の集中力は長くても1時間くらいしか続かないものです。急いでいる時も、1時間以上連続で走り続けるのはやめておきましょう。
まとめ
今回は高速道路を初心者ドライバーが利用するときの注意点についてご紹介してきました。でも「スピードを出すと怖い」「高速道路が苦手」と感じることは当然ですし、運転に恐怖感があることは安全のためにも大切なこと。むしろ一番危険なのは、ちょっと慣れてきた時や、あまり危険性を意識しなくなった時かもしれません。
「怖い」という気持ちを感じる自分をむしろ大切にしつつ、慣れてきた時もここでご紹介したポイントはいつも忘れないでおきましょう。