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カーライフ

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「エンジンを冷却する【クーラント】点検やメンテナンス方法は?」

 

 

 

エンジンの過度の発熱を防ぎ、いつも最適な状態で駆動できるために欠かせないのが「クーラント」という冷却水。正式には「ロング・ライフ・クーラント」と呼ぶのですが、その名の通り、単なる水よりも長い期間利用ができる性質があります。

 

とはいえ、ずっと放っておいたらやっぱり少しずつ蒸発してしまったり、汚れが溜まってしまうことは避けられません。今回はどのようにクーラントを自己点検すればいいのか、それから補充方法についてご紹介します。

 

メーターの「水温計」はクーラントの温度のこと

車のメーターには水温計がありますが、これはエンジンの冷却水であるクーラントの温度のことです。エンジンが必要以上に熱を持ってしまうと、故障する危険性が非常に高くなります。「H」を越えていたらもちろん、たとえ越えていなくても近くを差していたら早めに対処しましょう。

 

クーラントのチェック

Photo by Markus Spiske on Unsplash

 

まず水温計メーターをチェックして、体の温度が十分下がっていることを確認し、その上でボンネットを開けて、クーラントの量をチェックします。クーラントが入っているリザーバータンクの側面に「Max~Min」とか「Full~Low」といった液面ラインが表示されているはずです。この液面ラインの範囲内、半分以上あれば問題ありません。

 

続いてチェックするのは、液体の色。クーラントは基本ピンクかグリーンですが、その色が鮮やかかどうかを確認しましょう。ゴミがたまり、濁りが出ているようならば交換を検討する必要があります。

 

クーラントの補充の仕方

minより少ないならば、冷却性能が落ち、オーバーヒートの原因となりますので、補充する必要があります。

 

でも補充は難しくありません。まずカー用品店などでクーラント用の液体を購入しましょう。同じ商品の同じ色を補充するのがベストですが、とりあえず色が同じならば含まれている成分は同じなので問題ありません。色が異なるものを補充してしまうと、鮮やかさのチェックができなくなり、汚れていても気付けなくなってしまいます。

 

しっかりクーラント液の説明を読み、準備ができたら、タンクのキャップを開けて補充すれば完了です。

 

クーラントの色が悪い場合は交換の必要がありますが、交換は車体の下に潜る必要があったり、汚れた液をきちんと廃棄をしたりしなければならず、少し大変です。カー用品店や整備工場など専門家に依頼しましょう。

 

まとめ――夏だけではなく、冬の凍結にも注意。

 

以上、クーラントについてのチェックの方法と補充方法についてご説明してきました。

 

エンジンの状態維持に欠かせないクーラント。量が適量か、それから汚れていないか、それから外部に漏れていたりはしないかをよくチェックしましょう。特に車内の温度が高くなりがちの夏場や、凍結の危険がある冬場にも念入りに。

 

チェックの際は水温計を必ず確認し、やけどに十分注意してください。