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夏場に増えやすいタイヤのバースト事故。パンクとの違いや予防と対処法

気温の高い夏は車のトラブルが起こりやすい季節です。バッテリー上がりや、エンジンのオーバーヒートなどにも注意しなけなければいけませんが、タイヤにも十分注意を払っておく必要があります。ゴムでできているタイヤは夏場の熱や紫外線で劣化しやすく、バーストの危険が高まるのです。

 

今回はバーストの意味と、予防や対処法についてご紹介してまいります。

 

タイヤのバーストとは

バーストという言葉は聞いたことはあっても、具体的にどういった状況なのかということが分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。パンクのことという理解をしている方もいますが、それとは少し異なります。

 

◇パンクとの違い

バーストとは走行中に突然タイヤが破裂することです。徐々に空気が抜けていくパンクに対して、突然走行不能になります。

 

◇原因

原因は主に以下の3つです。

 

・空気圧が適切でない

・過積載

・タイヤの劣化

 

空気圧が高すぎる膨張が原因でも起こりますが、空気圧が低すぎても起こることに注意が必要です。タイヤに空気がしっかりと入っていない状況で高速走行をすると、タイヤが極度にたわんで発生することがあるのです。それから過積載や、タイヤの劣化によるひび割れなども原因になります。

 

 

予防と対処法

原因をしっかりチェックした上で対処法をしっかりと頭に入れておきましょう。

 

◇タイヤの状態をチェック

高すぎず、低すぎず、適切な空気圧になっているかをチェックすることは、一番の予防法と言えるでしょう。運転席ドアの開口部に適切な空気圧が表示されていますので、そちらを確認します。またタイヤの劣化が起こっていないかもしっかりチェックしておきましょう。

 

◇起こってしまったら

バーストすると「バン!」という大きな音が聞こえて車体が傾きます。注意すべきなのはパニックになり、急ハンドルや急ブレーキをしてしまうこと。それが原因で二次的な事故を引き起こしてしまう可能性があります。車のコントロールに集中して、ゆっくり減速させて道路わきに停車させます。そしてすみやかにロードサービスに連絡をしましょう。

 

 

まとめ

バーストはパンクほど頻繁に起こる現象ではないとはいえ、大事故につながりやすい点で非常に危険なトラブルと言えます。夏は2週間に1回くらいの頻度で空気圧が適切かのチェックをしましょう。もし起こってしまった時には二次被害に気を付けて、落ち着いて道路わきに停車させることが大切です。