実は車検をよくわかってません……。基礎の基礎を徹底解説
「車検」という言葉はよく聞くけど、実はどういうことなのかよくわかっていない……。
ということはありませんか?
何年も車に乗っている人ならば〝当たり前のこと〟になっているかもしれませんが、初めてだとちょっとわからないものですよね。そこで今回は、車を運転する上で必須の知識「車検」についてのわかりやすい説明と、「どこに車検をお願いすればいいのか」についてご紹介いたします。
目次
車検っていったい何をすることなの?
車検は、「自動車検査登録制度」が正式名称です。簡単に言えば、自動車が安全に走れる状態かを検査すること。車に乗っていれば必ずどこかが劣化したり、不具合などが生じたりするものですが、メンテナンスをしていない車で道路を走るととても危険です。例えば、ブレーキが効かない車が平気で街で走っていたらどうでしょう? とても怖くて街を歩けませんよね。
そのようなことがないように、車を持っている人は、必ず定期的に点検しなければいけないということが法律で義務付けられているわけです。
一般的な自家用乗用車の車検の有効期間は2年。つまり基本的に2年ごとに車検をします(新車を購入した場合は、最初の車検だけ3年後であることが多いです)。期限が過ぎた車で道路を走ると、法律違反になります。いかがでしょう? あなたは車を購入してからどれくらい経っていますか?
車検はどこに依頼すればいいの?
車検をする方法は、「車検代行業に頼む」か「整備工場に頼むか」、それから「ユーザー車検をする」かの3つです。
◇車検代行業
車検代行は、多くのディーラーやカー用品店、ガソリンスタンドなどで受け付けています。どれも車検の専門家なので安心して任せることができます。特にディーラー車検は、扱っているメーカーの車に強い傾向があるので初心者におすすめ。カー用品店やガソリンスタンドは気軽に依頼できる点がメリットと言えるでしょう。
◇整備工場
車の整備工場も、車検代行を受付けています。こちらも車検のプロが整備してくれます。場所によって必要日数が長くかかる場合もあるので、その点はよく確認しておきましょう。
◇ユーザー車検
自分で運輸支局に持っていき、自分で検査することも可能です。手数料などが抑えられるメリットはありますものの、さまざまな必要書類をすべて自分で作成するのはやはり大変。専門知識がない人は、確実に検査をパスするためにも第三者に依頼したほうがよいでしょう。
まとめ
今回は「車検をぜんぜん知らない」という方のために、その基礎の基礎をご紹介いたしました。
車検の有効期限を過ぎた車で運転をすれば法律違反になりますので、その点はよく注意しましょう。現在は車検の代行をしてくれる業者がたくさんあるので、そちらに電話やインターネットなどで問い合わせるのが一番簡単。(その際は依頼をする前に、見積もりを出してもらうと安心です。)
ちょっぴり面倒でお金もかかることですが、やっぱり日々の安全運転には不可欠なもの。車検の時だけではなく、日頃から時間を見つけてメンテナンスをすることも忘れないでおきましょう。