ETCを使えばとても便利!必要なものと使い方について
高速道路を利用する際に便利なシステムとしてETC(Electronic Toll Collection)があります。
しかし初めて車を購入する方や、まだETCを利用したことのない方にはどう使えばよいのかわからないのではないのでしょうか? ETCの基本的な仕組みや必要な機器、使い方について理解して快適なドライブを楽しみましょう。
目次
ETCとは?
ETC(Electronic Toll Collection System)は、高速道路や有料道路の料金所での支払いを無線通信でスムーズに行うためのシステムです。車両に取り付けられたETC車載器と料金所のアンテナが通信し、料金の支払いが自動的に行われます。料金所での停車や現金のやり取りが不要になるため、渋滞の緩和や燃費の向上にもつながります。
ETCを利用するために必要なもの
ETCを利用するためには、以下の2つのアイテムが必要です。
◇ETCカード
ETCカードは、クレジットカード会社や銀行などが発行する専用のICチップが内蔵されているカードです。通行料金はカードに登録された口座から引き落とされます。
ETCカードは各発行機関が提供するプランやサービスに応じて選べます。お持ちのカードの発行機関や、新しく作りたいカード会社のホームページをチェックしてみましょう。
◇ETC車載器
ETC車載器は、ETCカードを挿入するスロットが付いた装置です。車載器はディーラーやカー用品店で購入、取り付けとセットアップができます。新車の場合はオプションとして取り付けられることもあります。
DIYで車載器の取り付けはできないことはないものの、やはりきちんと支払いができないといったトラブルなどにつながりますのでプロにお願いした方がよいでしょう。
ETCの使い方
準備が整えばETCの使い方はとても簡単です。
◇カードの挿入
車載器にカードを挿入しましょう。正しく挿入されると車載器から音声や表示で確認できます。
ETCカードの有効期限が切れていないか、またカードが利用停止になっていないかを確認しましょう。利用できないカードを挿入したまま通行すると、支払いができずトラブルになることがあります。
◇専用レーンの利用
料金所に近づくとETC専用レーンが表示されますのでそこを通過します。料金が支払われると車載器からの音声や表示で確認できます。
◇通行明細の確認
カードの発行機関が提供するウェブサイトやアプリで、通行明細を確認することができます。また口座からの引き落とし明細などにも記載されます。
まとめ
ETCとは高速道路や有料道路の料金所でスムーズな支払いができるシステムです。必要なアイテムはETCカードとETC車載器の2つです。使い方を理解すればとても便利ですので、ぜひ利用を検討してみましょう。