美しい古代蓮を見に行こう!展望タワーからの景色も見応えあり
埼玉県行田市には、市の天然記念物に指定されている『行田蓮(古代蓮)』が池一面に咲く公園があります。
その公園は、「古代蓮の里」として整備され、子供からお年寄りまで多くの人が楽しめる場所です。古代蓮の里は、自然がいっぱいで年間を通して見どころ満載ですが、やはり一番のおすすめは蓮のシーズンです。
今回は、神秘的な蓮の花を満喫できる古代蓮の里をご紹介いたします。
目次
6月中旬〜8月上旬は蓮が見頃
古代蓮の里では、行田蓮を含めて42種類の花蓮を鑑賞することができます。花びらの枚数・形・色・大きさなど異なったたくさんの種類の蓮が見られるので、とても興味深いです。
種類によって開花時期は異なりますが、行田蓮は6月中旬〜8月上旬に咲きます。
蓮の蕾は朝早く開きはじめ、昼頃にはまた蕾に戻るため、午前中が見頃です。
蓮の花の寿命は、4日間という短さ。儚くも凛とした美しさがとても素敵です。
古代蓮の魅力がいっぱいの古代蓮会館
古代蓮の里の中には、高いタワーが目印の古代蓮会館があります。
1階には展示室などがあり、2階は高さ50mの展望室となっています。
展示室には、蓮に関する資料があり、これがなかなか面白いです。
展示に工夫があり、神秘的な蓮のことがよく分かる内容となっています。
大人だけでなく子供も興味を持てる展示です。
世界最大級の田んぼアートがすごい!
初夏になると、古代蓮会館の展望室からは、行田市の風物詩である世界最大級の田んぼアートを一望できます。2021年は、浮世絵と歌舞伎の田んぼアートでした。
スケールの大きさに驚き、細かな表現の素晴らしさに感動します。
田んぼアートは、6月中旬に田植え、そして10月中旬に稲刈りをします。
そのため、見頃は7月中旬から10月中旬までです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
もうすぐ蓮のシーズンです。神秘的で美しい蓮の花を見に、古代蓮の里へ足を運んでみませんか。古代蓮会館から眺める田んぼアートも圧巻ですので、ぜひ立ち寄ってみてください。
古代蓮の里の概要
所在地:埼玉県行田市大字小針2375番地1
駐車場(有料期間6〜8月):普通自動車 500円、中・大型自動車 1,500円
営業時間(通常期):【公園】終日
【古代蓮会館】9:00〜16:30(月曜休・祝日は営業、祝日の翌日)
(蓮の開花期間):【公園】終日
【古代蓮会館】7:00〜16:30
古代蓮会館入館料:大人 400円、小人200円