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ゲリラ豪雨や台風の時は注意しよう!強風時の車のドアの開け方

夏場多くなるゲリラ豪雨や台風。去年の2020年も、埼玉の一部地域で土砂降りになったり停電が発生しました。

 

そのような時の車の運転では、ドアの開閉で思わぬ事故を招いてしまうことがあります。今回はロードサービスJAFが行ったユーザーテストを参考に、強風時にドアの開閉をどのように行うべきかをご紹介いたします。本格的に夏になる前にしっかりチェックしておきましょう。

■JAFの実験

 

強風時のドアの開け閉めについて、JAFが以下のような実験を行っています。

 

参考)強風時のドア開け(JAFユーザーテスト)

https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/windy/door-open

 

◇大人や子供はドアをどのくらい押さえられるか

まずは強風時に大人や子供がしっかりとドアを押さえていられるかの実験を行っています。

 

注目すべきなのは、風速が弱めの時(20m)でも子供の力ではドアを押さえきれなかったということです。風速30m以上になると大人でも押さえられなくなっています。「このくらいの風なら大丈夫だろう」と油断しないように気を付けましょう。

 

◇強風時にドアが隣の車にぶつかった時のダメージ

続いて実験は、強風で開いたドアが隣の車にぶつかった時にどのようなへこみやキズをつけるか実験しています。風速40mになるとかなり大きな凹みになっています。他の車に被害を及ぼさないように注意しておくことも大切です。

 

強風時の安全な降り方のポイント

 

豪雨などの時は目的地まで運転することだけでもかなり神経を使いますので、到着したら安心して、うっかり通常と同じ感覚でドアを開けてしまう危険性があります。以下のようなことを心掛けておきましょう。

 

◇お子様がいる時には、チャイルドロック機能を活用しよう

子供は風速がそれほど強くなくてもドアを押さえきれないので、チャイルドロック機能使って車内からのドアの開閉を制限しておきましょう。そして大人が車外からドアの開閉を手伝えるようにしておけば問題は生じにくくなります。

 

◇大人が降りる際も注意

ドアレバーを引きながら少しだけ開けて、風の強さや周囲の状況をしっかり確認した上で必要な部分だけ少しずつ開けていきましょう。

まとめ

最近は都心や埼玉でゲリラ豪雨が多くなってきている傾向があります。台風時も車を乗り降りする際はドアの開閉は慎重に行いましょう。危険なのは豪雨の中ようやく目的地に到着した安堵感から、ついドアの開け閉めに注意が向かなくなってしまうこと。特にお子様が乗車している時は、チャイルドロック機能を上手に活用するようにしましょう。