シートベルトの「戻り」が悪い。実はかなり汚れているのかも
車が目的地に到着してシートベルトを外そうとした時に、いまいちスムーズに戻らないことってありませんか?
その一番の原因は汚れ。車のパーツの中には、かなり人が触れる部分であるにもかかわらず汚れなどが放置されていることがあります。今回はシートベルトにはどのような汚れがつき、どのように洗浄していけばよいかについてご紹介します。新型コロナの接触感染を予防する対策の一つとしても、ぜひチャレンジしてみましょう。
目次
意外とシートベルトは汚れる
まずはシートベルトが汚れる原因をはっきりさせておきましょう。
◇ホコリ
まず考えられるのは車内や衣類のホコリ。シートベルトはポリエステルの繊維を編み込んで作られていますので、体に密着した時に衣類のほこりなどがひっかかりやすいのです。
◇汗
シートベルトを引っ張る時に手で触りますので、その汗が付着してしまうこともよくあります。一回一回では目立った汚れはつかなくても、次第に汚れが蓄積してベタベタするようになったり、今一つ「戻り」が悪くなってしまうのです。
掃除の方法とおすすめ商品
汚れの原因がはっきりしたら早速掃除をしていきましょう。
◇ふき掃除に最適な商品
一番簡単で手軽なのが拭き掃除。食器洗い用の中性洗剤や、衣類用洗剤を含ませたタオルで拭いていくのが有効です。タオルに洗剤を含ませて、シートベルトしごくように拭いていきましょう。長年掃除していない状態だとタオルがすぐに汚れるはず。何度か拭いたら、乾拭きで仕上げをして完了です。
・RINREI(リンレイ) シートクリーナースプレータイプ H-1
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このような市販のシートクリーナーがあれば、使いたい時にサッと使えてとても便利です。
◇汚れがひどいときは
しっかり洗うならば、つけ込み洗いがおすすめです。シートベルトを最大まで伸ばした状態でクリップなどで止めれば戻らなくなりますので、その状態で衣類用洗剤を5%ほど溶かした洗浄液につけ込んでいきます。その後ブラシなどを使って擦ると、汚れがしっかりと落ちます。30分くらいの作業でかなりきれいになっているはずです。
◇チャイルドシートも洗おう
お子様がいる人は、同じ要領でチャイルドシートの洗浄もしっかりと行なっていきましょう。
チャイルドシートは唾液やこぼした食べ物などで汚れやすい傾向があります。中にはシートベルトだけ外せる仕様になっているものもありますので、よくチェックしてみましょう。
まとめ
今回はシートベルトの洗い方についてご紹介しました。
シートベルトは体に密着するところから意外と汚れやすいパーツ。汚れがひどいとベタベタしてしまったり嫌な臭いが発生してしまうこともあります。拭き掃除やつけおき洗いで、しっかりと汚れを落として、クリーンな車内を目指していきましょう。