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夏本番~秋に行いたい自動車メンテナンス

 

夏といえばドライブに最適な季節ですが、高温で走るため車にとって大きな負担となる季節でもあります。

記事では安全に快適なドライブを楽しむための「夏から秋にかけてのメンテナンスチェック」をご紹介します。ひとつひとつしっかりチェックしていきましょう。

 

 

タイヤの空気圧の確認

気温が高くなる夏場はタイヤの空気圧が上がりやすいため、こまめな空気圧の確認が必要となります。

空気圧が高すぎるとタイヤがパンクやバーストを起こしやすくなる一方、低すぎると燃費が悪くなりタイヤの寿命が短くなります。

車のドアの側面や、取扱説明書などに適切な空気圧が記載されていますのでそちらでチェックしましょう。

 

基本的にセルフ式ガソリンスタンドなどに無料の空気入れが備わっていて、空気圧の確認と空気の充填が行えます。

チェックが難しい場合は有人のガソリンスタンドやディーラーなどで点検してもらいましょう。

 

エンジンオイルの交換

 

エンジンオイルはエンジンの各部を潤滑したり、摩耗を予防したり、冷却や洗浄を行うなど非常に多くの役割があります。

メンテナンスが不足していると、エンジンのパフォーマンスと寿命に大きな影響を及ぼします。

 

目安として、ガソリンの普通乗用車であれば10,000~15,000km程度、半年~1年程度での交換が一般的です。

特に夏の高温下ではエンジンへの負荷が増えオイルの劣化が早まる傾向がありますので、注意しましょう。

交換は古いオイルの排出や廃棄などの作業があるため、整備工場など専門家に依頼しましょう。

 

 

クーラント液の確認

 

高温で作動するエンジンの、冷却の役割を果たすのがクーラント(冷却水)です。

暑さでエンジンが過熱しやすい夏の時期には、クーラント液の量をしっかり確認しておくことが重要となります。

 

液面がLOWの表示よりも下がっていると不足しているサインです。

エンジンの冷却機能が低下し、エンジンがオーバーヒートするリスクが高まります。

 

量が減っていたら、自動車メーカーの推奨するクーラントをカー用品店などで購入して適量まで補充します。

もしも量の減りが明らかに早すぎる時は液漏れしている可能性があるので、プロに見てもらうのがおすすめです。

 

 

バッテリーの確認

バッテリーはエンジンを始動させるための電力を供給したり、車の電子機器(ヘッドライトやラジオなど)を動かす役割もあります。

特に夏はエアコンを使うため、バッテリーに負担がかかっています。

また高温状態であるとバッテリー液の蒸発を早め、その結果バッテリーの寿命を縮める可能性があります。

 

バッテリー液の残量は液面が「Lower」「Upper」の2つの線の間にあるかを確認しましょう。

Lowerに近いか、あるいはそれより下であればバッテリー液の量が不足していることを表しますので、整備工場やディーラーなどに相談しましょう。

 

 

まとめ

今回は夏から秋にかけて特に欠かせないメンテナンスとして、タイヤ、オイル、クーラント、バッテリーのチェックについてご紹介いたしました。

適切なメンテナンスは、車を長持ちさせるためにも非常に大切です。

安全に楽しくドライブするために、これらのポイントを押さえてメンテナンスをしっかり行っておきましょう。