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暑い季節は燃費やパワーが悪化しやすい?夏の燃費低下を防ぐ運転のコツ

夏になると、燃費が悪化したり加速が少し鈍くなったと感じることはないでしょうか? 一体それはどのようなことが原因なのでしょうか?

 

今回は、夏場に車のパワーが落ちやすくなる原因と、燃費低下を防ぐための夏場の運転のコツについて解説します。

 

夏に燃費やパワーが落ちやすくなる原因

夏場に車のパワーが低下しがちなのは、以下のようなことが原因です。

 

◇エアコン使用

環境省の「エコドライブ10のすすめ」では、車内の温度設定を外気と同じ25度に設定した場合でも、エアコンスイッチをONにしたままだと、12%程度燃費が悪化するとされています。車のエアコンはコンプレッサーを動かすためにエンジンの力を使うため、冷房を強く使うほどエンジンへの負荷が増え、燃費が悪くなりやすくなります。

 

参考)

エコドライブ10のすすめ | 大気環境・自動車対策 | 環境省

https://www.env.go.jp/air/car/ecodrive/susume.html

 

◇渋滞やアイドリング時間の増加

夏は行楽や帰省などで交通量が増え、渋滞に巻き込まれる場面が多くなります。渋滞中は停止と発進を何度も繰り返すことにより、一定速度で走る場合に比べて燃料を多く使います。また、車が進んでいない間もエンジンが動いていれば燃料は消費されているので、走行距離に対して燃費が悪くなったように感じやすくなります。

 

◇高温で吸気効率が悪くなる

暑い日はエンジンが吸い込む空気の温度も高くなります。空気は暖まると密度が下がるため、同じ量の空気を吸い込んでいるようでも、エンジンに取り込まれている実際の酸素量は少なくなります。そのため、坂道や合流時などでアクセルを踏んだ時に、いつもより加速が鈍くなったと感じることがあります。

 

 

夏の燃費低下を防ぐ運転の工夫

ここからは夏場に心がけたい、燃費悪化を防ぐ運転のコツを見ていきましょう。

 

◇発進と加速をなめらかにする

燃費を守る基本は、急発進や急加速を避けることです。環境省の「エコドライブ10のすすめ」では、最初の5秒で時速20km程度を目安に穏やかに加速するだけで燃費が10%程度改善すると言われています。また、車間距離に余裕を持って一定速度を保つようにこころがけると、無駄な加速や減速が減り、燃費の改善につながります。車間距離にゆとりを持って加速・減速の少ない運転をすると、市街地で2%、郊外で6%程度、燃費が改善されます。

 

参考)エコドライブ10のすすめ | 環境省

https://www.env.go.jp/air/car/ecodrive/susume.html

 

◇車内温度を下げてからエアコン設定を安定させる

冷房は燃費悪化の要因のひとつでしたが、炎天下で車内に熱がこもっている時は、エアコンへの負荷が大きくなるので乗車直後から冷房を強く使わないことがおすすめです。JAFは車内の温度を早く下げる方法として、まず窓を全開にしてエアコンを外気導入にしたまま走り出し、車内の熱気を逃がした後に窓を閉めて内気循環へ切り替える方法を紹介しています。最初に熱を逃がしてから設定すると、エアコンのフル稼働を減らすことができます。

 

参考)夏の駐車時、車内温度を最も早く下げる方法は?(JAFユーザーテスト) | JAF

https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/temperature/lowering

 

 

まとめ

夏はエアコンの負荷、渋滞、高温時の吸気条件などが重なり、燃費や加速感が悪化しやすい季節です。なめらかな発進や、余裕のある車間距離、熱気を逃がしてから冷房を使用することを心がけることで、無駄な燃料消費を抑えられます。ただし、燃費を気にするあまり、暑い日にエアコンを我慢するのは危険です。熱中症を防ぐためにも、快適性と安全性を優先しながら、無理のない範囲でエコドライブを意識していきましょう。