腰痛の人が快適なドライブのために覚えておきたい4つの対策
長時間同じ姿勢をとる車の運転。腰痛に悩む人にとっては少し辛いことかもしれません。腰痛は「国民病」とも言われますし、主にデスクワークをしている人などが多く悩んでいます。最近ではミドル世代だけではなく、20代以下の若い人も多いのだとか。
今回は快適なドライブのために、車を運転する人が腰痛を緩和できる対策についてご紹介していきます。
目次
ドライブ中の腰痛の原因は?
腰痛の原因は、主に腰周りの血行不良です。車の運転は、座席にお尻が深く沈み込み、体がハンドルから遠くなるのに対し、顔や手は前方に突き出す姿勢をとります。つまり体重が腰周辺部にかかりながら、猫背の姿勢が続いてしまっているのです。その結果腰周りの血流が悪くなり、老廃物が出にくくなって腰痛が生じます。
したがってその対策として、腰周りの血流を促進することがなにより大切です。
ドライバーの腰痛対策
以上を踏まえて、4つの対策をご紹介します。
◇正しい姿勢かチェック
「正しい姿勢」とはどういった姿勢でしょうか? 座面、背もたれ、ヘッドレスト、ハンドルの位置が自然な位置にある状態のことです。我流のハンドルの握り方をしていたり、間違えた姿勢で運転をしていると、腰に負担がかかりやすくなってしまいます。
発進する前に、腰の両側に均等に体重がかかっているかをチェックしてみましょう。腕は、肘が少し曲がっている状態で、肩が背もたれから離れていないことが理想。この姿勢が最も疲れにくく、無駄な筋肉を使わずに運転ができる姿勢です。
正しい姿勢がきちんと取れていないなら、座席の高さなどをきちんと調整しましょう。
◇こまめな休憩
腰に滞ってしまっている血の流れをスムーズにするために、運転中は適度に休憩を取りましょう。1時間に1回は、外に出て伸びをするのも腰の血流をよくするのに有効です。
◇腰痛のツボ
腰痛対策のツボもおすすめです。中でも「委中」というツボなら運転中でも一人で押せます。このツボがあるのは、腰の部分ではなくて膝の裏側の中心です。信号待ちをしている時などに、中指で押さえながら腰を伸ばしてみましょう。
◇腰痛対策グッズの活用
現在は座るだけで腰に負担がかかりにくい角度を保てるように矯正してくれる腰痛対策の車用クッションがたくさん販売されています。
●軽度の腰痛には、お手軽な「ゲルクッション」
www.amazon.co.jp/dp/B083M1FZ51
こちらは低価格で誰でも手軽に使える商品。少し腰痛が不安、という人はこちらを使いましょう。
●本気で辛い人は、「エクスジェル シートクッション&バッククッションセット」
www.amazon.co.jp/dp/B06XGVMCN6
こちらは本格的に腰痛をサポートしてくれるシートです。値段は2万円以上と高額ですが、座っていることが本当に辛いとか、仕事でいつも長時間ドライブをしなければいけない人は購入を検討してみましょう。
まとめ
今回は腰痛で運転が辛い人のために、緩和させるコツをご紹介しました。
原因は血流の悪化。対策は運転時の正しい姿勢をこころがけること、こまめな休憩を忘れないことです。どうしても辛いならば姿勢をよくしてくれるクッションの購入も検討してみましょう。