車の警告灯、点検マークの意味は?点灯時の対処法を紹介
現在は車に様々な機能が搭載されていて、危険を事前に伝えてくれる機能もたくさんあります。メーター周りに表示されているさまざまなマークもその一つです。警告灯と呼ばれていますが、このランプが点灯している時には一体どうすれば良いのでしょうか?
今回は警告マークの意味や代表的なマークについてご紹介いたします。
目次
警告灯の意味や色を覚えておこう
まず警告灯の基本やその意味について理解しておきましょう。
◇マークの意味
メーター周りにあるさまざまな警告灯は、車の走行性能に関して何らかの異常をきたしている時に点灯します。デザインは世界基準で決められていて、国産の車でも外国の車でも違いはありません。
基本的に直感でわかるマークが採用されているものの、中には少しマークの意味がわかりにくいものもあるため、きちんとどういった意味なのかは説明書などでチェックしておきましょう。
◇ランプの色
点灯する色にも意味があります。黄色と赤色の二種類です。黄色は警告であり、赤色は緊急性が高いトラブルが起きているという意味になります。黄色の場合は、運転をやめなければいけないほどではないとはいえ、やはり早めに対処しておくことが大切です。
赤色が点灯している場合はすぐに運転をやめて、ロードサービスなどに連絡するなどなにかしらの対処が必要となります。
警告灯の例
警告灯の中で、よく採用されている3つをここではご紹介しましょう。
◇エンジン警告灯
ヘリコプターのようなマークの警告灯です。これはエンジンやトランスミッションに何かしらの不具合が生じていることを表します。放置していると故障の原因となり、エンジンそのものを交換しなければいけなくなってしまうかもしれません。エンジンから異音や異臭が生じていないかを確認してみましょう。
◇水温警告灯
波マークに、鍵のような形の温度計がデザインされている警告灯です。このマークが点灯している時はエンジンの冷却水の温度が異常に上昇していて、冷却できていない状況になっています。
赤色が点灯していたら、運転をとめてすぐにロードサービスや整備工場などに相談しましょう。
◇ブレーキ警告灯
丸の中にビックリマークが描かれた警告灯です。サイドブレーキを引いている時に点灯し、解除し忘れていることを表します。車を停止させていて、サイドブレーキを引いていることがわかっていれば問題ありません。
もしサイドブレーキを引いていないのにもかかわらず点灯していたら、ブレーキフルードが不足していたり、ブレーキを制御する機能であるABSに異常をきたしている可能性があります。ABS警告灯も点灯していないか、よくチェックしてみましょう。
ブレーキ関連に何か問題が生じている状態はとても危険ですので、原因がはっきりするまで走らせるのはやめましょう。
まとめ
今回は車の警告灯についてご紹介しました。
ここで紹介していないマークも安全走行のためにとても重要なマークばかりですので、説明書で意味などをしっかり確認しておきましょう。
赤色が点灯していたらすぐに車を止めて、最寄りのディーラーやロードサービスなどに点検をお願いしましょう。