カーリースした車を契約者以外が使ってもいいの？

年々利用者が増加しているカーリース。もしかするとあなたもこの方法で車を所有しようか検討していらっしゃるのではないでしょうか？

しかし一つ疑問がわくのは「車が使えるのは自分だけなの？」という点。このサービスいいところは、月々一定の金額を支払うだけで、ほとんど購入した場合と同じように新車を使えることですが、例えば、自分以外の友達や恋人、ご家族などが車を使うことも可能なのでしょうか？　今回はその点についてご説明していきたいと思います。

車の「所有者」は誰になる？

カーリースとは、契約者が乗りたい車を、リース会社が代わりに購入して契約者に長期で貸し出すサービスです。

その貸し出し期間は3年、5年、7年が一般的。返却した後の車の価値（残価）を差し引いた金額を、月々の支払いにするため、頭金が必要なく、月々の負担もそれほどかからずに新車に乗れるメリットがあります。また、車に関しての税金の支払いや、車検の手続きといったことも、すべて会社に任せることができます。あなたは毎月の支払いをしていれば、車を購入した時とほとんど同じように利用できるのです。

ただしこのような仕組みであるため、車の「登録名義」はあくまで車を購入するリース会社になることに注意。車検証の記載も、「所有者」が会社で、「使用者」が契約したあなたになります。

車を友達や家族が使ってもいいの？

カーリースは所有者と使用者が異なる形であるため、契約者以外が運転するルールについてはリース会社が個々に決めています。「自由に他の人に使わせてよい」というところもあれば、「家族なら問題ない」というところもあります。「本人以外の利用は原則的に認めていない」ところもあります。

許容範囲はさまざまですので、もしもあなた以外が運転する可能性があるならば、前もって問い合わせや相談をしておきましょう。

※ただし自由に貸し出しが許されている場合でも、「主な使用者は契約者であること」は大原則。自分が車をまったく利用せず、あらかじめ他人に貸し出すことを目的にこのサービスを利用することは認められていないことは頭に入れておきましょう。

まとめ

現在は服から家電まで、「借りる」という形で利用する人が増えてきている時代です。車についても同様で、自分で車を所有する煩わしさから解放されたいというニーズから、車リースの需要が年々高まってきています。

ただし注意しなければいけないのは、自分以外がその車を運転してもいいのかということ。その点について統一ルールはなく、サービスごとに方針が異なるので、もしも他の人が使う可能性もある人はその点について前もってよく確認しておきましょう。

月々2万円～3万円を支払えば新車に乗れます。ぜひさまざまな場所へ身軽に移動できるようにして充実的な毎日を送りましょう。